2008年03月27日
ふんばって今年も咲きました臥竜梅

「梅が香もかたじけなさも身にしみて
おぼえず袖に散る涙かな」
天保の歌人 八田知紀がここに参拝した折、歌ったという。
ここ、藤川天神の梅は、国の天然記念物に指定されている。
竜が地を這うような姿から臥竜梅と名付けられている梅の木だ。
その昔、菅原道真公が、この場所に左遷されたとき植えた一株が、次第に増えていったんだとか。

今年も咲いた梅の花

出店ももちろん立ち並ぶ
それを知ってか知らぬか、見ごろを迎えた梅の木。多くの観光客がおとずれるのだ。
木の周辺にはシートをしいて、人足早い「花見」を始める人達、ここぞとばかりに現れるテキ屋。毎年のことが、当たり前のように行われる。

一足早い花見かな
去年も見たけれど、今年も見たくなる。何百年経とうが、毎年のように新鮮な気持ちにさせる梅の花。それはきっと、頑張って咲いたエネルギーが訪れる人達に伝わっていくからだろう。
来年もまた訪れたいと思わせる。そんなパワースポットだった。
藤川天神臥龍梅
国指定天然記念物
鹿児島県薩摩川内市東郷町 藤川天神内

2008年02月17日
願いが叶う。叶岳神社

鹿児島県には多くの山々があるが、その中で肝付町には叶岳という、なんとも「縁起」のよい山がある。
この山からは、海沿いの町を見渡せる。東向きなことから、密かな初日の出スポットにもなっているのだ。
山頂には神社があり、これまた縁起の良い、「叶岳神社」なんて呼ばれているのだ。
看板には
一、願いを書いて結ぶと叶う
二、自分の願いを込めた物を結ぶと叶う
と書かれている。

願いが叶うと書かれた案内板

「叶」賽銭箱
「叶」と書かれた賽銭箱、社殿の中には龍が描かれた絵が飾ってあり、なんだか御利益がありそうだ。

勇ましい龍が描かれている
願い事をしたら、後は叶うだけ。
願うだけではなく、目標にして努力することも忘れずに。

強く念じましょう
叶岳神社
鹿児島県肝属郡肝付町南方
お問い合わせ コテージ叶岳 TEL:0994-67-3055

2008年02月14日
水引のしだれ紅梅「紅のトンネル」

薩摩川内市水引町には、枝垂れ梅が綺麗な場所がある。
毎年、2月上旬頃に見頃を迎えるこの場所は、個人の家をこの時期開放して頂いているのだ。

ここは樹齢30年を越すしだれ紅梅と立ち紅梅が計8本並んでいる。固まって咲いているので、一面はまさにピンクと赤色で一杯だ。地面に散っている花びらもまた目を潤わせてくれる。。。
入口には樹齢53年の見事なしだれ紅梅がある。、木は、高さ6m、傘は直径10m程で、福岡の太宰府天満宮にて購入したのだそうだ。
他の紅梅とは違って一際目立つこの紅梅、まさに威風堂々として立っている。。見ているだけで吸い込まれてしまうのだ。

通年は2月中旬に満開だが、今年は雪等の影響で少し開花が遅れたのだそうだ。
ここの家主さん、実に和やかな方だった。
個人宅なので、おそるおそる「見てもいいですか?」と聞いたところ、「いいですよ」と気軽な応じて頂けた。
こんな見事な花を咲かしているのも、この方々の心の表れとも言えるだろう。


2008年02月10日
樹齢100年を越す大川の枝垂れ紅梅

ただ静かに佇む紅梅
阿久根市大川に1本だけ大切に育てられている枝垂れ紅梅がある。
道の駅阿久根近辺に向かうと案内版が出てきて、道標に沿って5分程車を走らせると、川沿いにぽつんとたっている。
今やちょっとした観光名所である。
周りには地元食材の特産品売り場もある。

近くには露店もある

緑の中にピンクの紅梅は目立つ
遠くからでも存在感がある紅梅の樹齢は100年以上だとか。
右から左へ曲がった枝から一斉に花を咲かせている。

木で補強。大切に手入れしていることが分かる
周りは柵で囲んでおり、雑草なんて1本も生えていない。ここに住んでいる人が毎日欠かさず手入れをしているそうだ。
「今年も元気に咲いて欲しい」
と願いを込めているのだ。そんな想いがこんなにも偉大な花を咲かせているのだろう。育てているのは一人おじいさん。とても純粋そうな方だった。
植物も人間も愛情を注いだ分だけ美しく育ち、注がれた側だけではんく、注いだ側も立派な人となるのだろう。

地に落ちた花びらも美しい
大川枝垂れ紅梅
樹 齢 : 100年以上
樹 高 : 6m
幹回り: 1.5m
枝張り:15m
所在地 : 鹿児島県阿久根市大川字表川内、若松四男氏宅庭

2007年12月10日
1000年寄り添うおしどり夫婦銀杏

雄大な銀杏の木がたつ
宮之浦宮には、町の天然記念物に指定されている大きな大きな夫婦銀杏がある。
寒い季節になると、一気に色づくが、すぐに散ってしまうようで見頃を逃していたが、今回ようやく念願叶うことができた。
神社の鳥居をくぐり抜けるだけで、その巨大さゆえ視界に収まらない。

鳥居をくぐる時点からその存在に圧倒される

向かい合っていることから夫婦銀杏と呼ばれる
風と共にひらひらと舞い降りる葉で、一面黄金色に染まる。
向かい合ってよりそうように伸びている銀杏の木。どちら片方が欠けてもいけないだろう。
自分達もこんなふうに永く仲のいい夫婦になれますよう・・・なんて思っていたら、老夫婦が、孫と思われる小さい子を連れてきた。

中つむまじい家族
一面に敷き詰められた葉と、巨大な樹に驚きながらもはしゃいで駆け回る子供、それを優しく見守り遊び相手をする妻、その様子を嬉しそうに写真撮影する夫。
偉大な樹がある。それだけで誰もが豊かな心で過ごせるのだろうな。

神武天皇がこの地から出航したとか
宮浦宮(みやうらぐう)
霧島市福山町福山2437
【左側】樹高 38.6m 樹囲 7.68m
【右側】樹高 38.0m 樹囲 7.55m


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